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おもだかの記憶

​ー企画概要ー

創立94年の目黒区立向原小学校は約5年計画で新校舎建設を予定しており、2023年夏から校舎の建て直し作業を始めました。

向原小学校の旧校舎には、在校生や卒業生の何十年来の記憶が宿っているはずです。

記憶や思い出の断片を、何らかの形で未来へ遺せないかという思いから本企画を発案しました。

活動の集大成としては、動きのあるダンス映像作品を創作します。

向原小学校卒業生のコンテンポラリーダンスアーティスト、清水美紗都が企画し、在校生・卒業生や地域住民、地域にゆかりのあるアーティストやプロダンサーが一丸となって出演するダンス映像作品を創りたいと思っています。
ダンスムービーは色あせることなく、鮮やかに校舎の記憶を未来へのこしてくれると確信しています。

2023年7月末に小学生や地域住民を対象にしたダンスワークショップを実施。校庭の工事作業が始まる直前の8月2-3日に映像の撮影を実施しました。

​上映会を実施します!!
2023年12月17日(日)~12月26日(火)
場所:Craft Village NISHIKOYAMA
​ステージエリア
​東急目黒線西小山駅より徒歩2分
​完成したムービーとメイキングをループ上映いたします。
おもだかの記憶 (1).png
​ー企画に対する想いー

母校である向原小学校の建て直しの話を聞き、いちアーティストとして校舎の思い出を残すことができないかと考え、ダンス映像作品の制作を企画しました。自然豊かな向原小学校でのびのびと過ごした6年間は現在、アーティストとして活動する基盤となっている程、大切なものだからです。是非この企画を通じて母校に恩返しができたらと思っています。
7月末に在校生対象に小学校内でダンスワークショップを実施。その時に素直でとにかく元気いっぱいで全てに一生懸命取り組んでくれる向原の在校生に感動しました。今の向原小学校は目黒区という都心の立地ながらも、多くの樹々に囲まれて、手作りのビオトープや菜園がある自然豊かな学校です。向原生が元気いっぱいで素直なのは、この環境で生活しているからではないかと思います。今回の映像作品は、卒業生や在校生にとって、校舎の記念アルバム的存在になればと思っています。
全ての工事や整備が終了するまで5年程かかる予定だそうです。校庭に建てるプレハブで学校生活を送り、多くの子は完成を見ることなく卒業していきます。今回、ダンスを全身で楽しんでいる姿を見て、ダンスは工事期間中の子供たちの心身のストレスケアの役割も果たすのではないかと気づきました。ダンスワークショップを継続し、工事期間中の子供たちに今後も寄り添っていけたらと思っています。

新聞に掲載されました!
​ウェブ記事はこちら→https://www.tokyo-np.co.jp/article/285260
写真:木村雅章

本企画に対するお問い合わせ:
omodakanokioku@gmail.com

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