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でたらめな境目(cocozine)

作品時間:60分

初演:2019年3月8日~10日 北千住仲町の家 (東京)

 

企画・演出・出演:cocozine - 清水美紗都(ダンス)、河野紗代子(音楽)、 櫻田康太(建築)、松尾加奈(演劇)

 

cocozine (ココジン)は異なるジャンルで活動する個々人が境界を越えて新しい表現をめざ す協働体。

一つの集団である前に、思考や感情、意思を持った「個人」であることを重 視し、観客においても同じ時間と空間のなかにそれぞれの体験を作り出すことを試みた。

これは、メンバーが対話を重ねて創作を進めていくプロセスの実験でもあった。

普段、人が何気なく引いているさまざまな境界線がでたらめだったとしたら。あるいは、 でたらめな線を引いてみたら。千住にある古い木造家屋を舞台にした公演。 部屋や廊下、庭といった見慣れた日本の日常生活の場を捉えなおした。ダンス、建築、音楽、演劇の分野で活動する四人が、それぞれの視点で境目に向き合うことで作り上げた作品だ。

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